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CAVE HAKODATE:ディレクション・店舗設計・デザイン - 2026

 

築130年の建物を

いまの時代においてどの様に使おうか?

保存の目的もありながら

ただ歴史建造物を保存する目的以上

「使う」ということの

あるいは「在り方」ということを思慮した

 

アイデアの集積

 

新しいモノ

地域の中での新しい動きに対する

行政や周辺住民の保守的な目もありながら

 

トガっていても

その具合がシッカリとバランスよく固ければ

カタチとして理解いただけるだろうと

 

時間は掛かるかもしれないけれど

 

ここにしかないものであり

この使い方で

この先も在り続けることの

 

施主が思い描いたストーリー

その拡張と具現化

多々の課題にシビれながらの

3年を跨いだプロジェクト

 

歴史がある街の

残していきたい何かを

どうすることが最適解なのか?

 

投じる一石に。

 

 

堅 実

Fender:テレキャスター カッティングボード

 

映画の中で

心をくすぐることを

生真面目に演じている役者の姿が好き

 

なんだかその空気感に似た

ギターメーカー発信のまな板

 

狙いすぎると野暮になる

誇張や単純化を加えすぎると遠くなる

そこを上手に整えて

おおもとの現物から観点を遠くに投げる遊び

 

原寸の大きさそのままに

愉快にさせる見事なプロダクト

 

音楽と調理が繋がる

楽しさの拡張。

 

苦 笑

TED Amsterdam ad : 2011  / Youtube

 

最近

仕事の依頼傾向の一片に

「AIの提案によれば・・・」

「AIのイメージを参考にしてみると・・・」

我々デザインに関わる人に問う前に

事前準備なのか

彼ら自身の指向確認なのか

・・・であればまだ良いのだけど

 

万能と思っているのか

行き過ぎた崇拝なのか

 

こちらが提案したことを更にAIに問い

ここを直した方が良いとAIは言っている・・・と

 

そこまでくると

我々に聞かなくてもイイでしょ?

 

なかなか残念に思う。

 

道具は道具であり

道具は使い様であり

使い様によって活きてくる

 

AIからの応答は

そのクライアントが入力する質疑や内容に基づき

そこで解とされるものの質は

そのクライアント自身の内面が具現化された様に見えてくるもので

 

概ね

長くデザインやマーケティングに触れている我々世代は

経験や知見から

AIの出してくる内容は既に思考の一部に備えていて

 

ふーん・・・としか思っていない

 

失笑しつつ

それは苦笑いに変わる。

 

これは先端技術と時代の流れの一過程であってほしい

 

どうかクリエイティブの質の低下・劣化に導かれない様に

手抜きや安易な手段を選ばない様に

思案することを億劫がらない様に

つらくとも楽しいモノ作りの感覚を

若い世代に大切にしてほしい

 

もうひとつ

クライアントから

AIと同じ土俵に載せられることのない様に

 

AIと競うことは不毛でしかない。