2018-01-01から1年間の記事一覧

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『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』予告篇 - YouTube 公式サイト: http://tsukiji-wonderland.jp/ 大きな歴史の閉幕がそこにはあって 豊洲に場所を変えて刷新されることが良いことなのかは オトナの事情がいろいろありそうだけど 築地に集まりそ…

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バート・レイノルズの訃報を知る。 まだ小さい頃 父の膝の上で観た映画の中に 彼は居た 初めて感じた”かっこいい男“だったかもしれない。 肉厚の頰がグッと上がる笑顔 迫力のある笑い声 柔らかくも力強い眼差し あの頃の彼の歳に いまの自分は近いに違いない…

LEO IMAI - New Roses (Studio Live Version) : YouTube 例えるなら とても辛く香りの強い パワフルな諄い皿を ザブザブの汗を吹き出して 笑いながら飲み込み堪能する様な 悶絶を伴う爽快感 降り掛かる熱量がキモチイ Leo 今井の新譜 夏は暑い それがどうし…

道 徳

常田富士男さんの訃報を聞いて思う。 「むか〜し むかし・・・」のあの声の それに学んだ幼少期 いまわかる 日本昔ばなしに聞いた その全ての全ては 世の良しなし事に表れた道徳の時間。 そこにある日常は 意の向くままにありながら 欲に踏み外すその主たち …

10年

Swing Out Sister - Pledge Intro : vimeo 月日の累積 その経年の中に 空いた時間分の期待を備えたり 成長や変容を誇張して驚かそうとする様な 過ぎた振る舞いのない すーっと距離感が縮まる 安心できる佇まい 素敵だな そういうの 10年を置いての swing out…

新しいカメラを手に入れる 父のフィルムカメラに触れた小学生の頃から 全てデジタルに変わってしまった この35年余り 性能や技術は大きく進化する 驚きの深みに溺れながら 玩具を与えられた大人は童子の様にそれを離さない。 やや浅いむかし デジタルに移行…

偏 執

保守的なわけではなく 好奇心がなくなったわけでもなく 集めてみたら偏っている 自分の嗜好の現れとして 冒険する必要がそこにはないと思う時 迷いが薄れながら より細部への注視と感度が高まるのだけど 側から見れば大差はなく どれも同じ 「らしさ」という…

千年後の百人一首:清川あさみ + 最果タヒ 著/リトルモア:出版 小学生の頃 押し込む様に憶えたそれは 歌に置かれた意味も訳も そこにある表現や感情がまったくわからないまま 30年経ったいま まるで微粒子の断片でありながら 砂を掻く様に集めて握ってみる…

aging

細野晴臣/The House of Blue Lights : Youtube それは歳を重ねた余裕感ではなく 好きなことをベストなカタチで 楽しみ続けている姿 細野晴臣の素敵なところ アルバム "Heavenly music" が好きだ。 成ろうとして力を注ぐ 大切なこと 力みすぎて違う方に進ん…

風 韻

坂の記憶:TUGBOAT 岡康道・麻生哲朗 著/SPACE SHOWER BOOKs 読み進めるうちに 左手側に残るページの厚みが薄くなっていくことを 惜しむ様に 日が暮れて遊ぶのを止めなくてはいけない 少し残念ながら たくさん遊んでもらえた喜びと 清々しい疲労度 子供の頃…

ビンタ

喉元の魚の骨の様に チクチクしていたものが その内に違和感がなくなって いつの間にか慢性化 大きなビンタを ひとつの詩から浴びる 目から火花が吹き出すくらい 自分自身への立腹とくやしさ スマッシュヒット 目がさめる ばかものよ。