風 韻

f:id:eiki-works:20180221163812j:plain坂の記憶:TUGBOAT 岡康道・麻生哲朗 著/SPACE SHOWER BOOKs

 

読み進めるうちに

左手側に残るページの厚みが薄くなっていくことを

惜しむ様に

 

日が暮れて遊ぶのを止めなくてはいけない

少し残念ながら

たくさん遊んでもらえた喜びと

清々しい疲労度

子供の頃のそれに似た感覚

 

どこかで触れたことのある風情

漂う余韻

 

そんな本に出会うことは

そうあることではなく

 

放心状態がきもちい。