Sergio Diaz De Rojas(セルヒオ・ディアス・デ・ロジャス)
アルバム:Muerte en una tarde de verano
スペインを拠点に活動するピアニスト
欲する音楽というのは
コレが食べたい!
というものを欲するのと似た様なところがあって
肉が食べてぇ・・・とか
無性に味噌汁が・・・とか
自身の体が求めている栄養や味覚みたいに
心だけではなく
躍動も含めて体に取り込んで
心地よくザワザワと満たされたり
芯を揺すられて漂ったり
いろいろな変化をもたらす要素だと思っている。
音を抑えたピアノの
たくさんの余韻が浮遊する不思議な楽曲
今年に入って出会ったこのアルバムは
仕事場で音量高めに流していることが多い
明るいものではない
ただ
いまの自分に妙に沁み渡る何故
心地よい湿度感覚。