服を作る モードを超えて:山本耀司・宮智泉 著/中央公論新社
それはどこから始まって
なぜいま
この場所にいるのか
ここでこうして活動を続けているのか
そして止めないのか
全てに理由がある
それを振り返って俯瞰したときに
しっかりと線になっていて
いまでも憶えてる中学生の頃の
たまたま点けたテレビの中にいた
尖った大人
ファッションデザイナー
知識もないゆえ
その刺激は強く鮮烈で
以来憧れになり
20代の頃に仕事で少し関われた喜びも大きく
最近たまたま点けたテレビの中に
眼光のいまだ鋭い御大は居て
見せてくれたモノ作りに対する変わらない姿勢
文面で御大を追うと更に見えてくる
デザインや文化に対する意識の幹
その強さ
軽く肩を叩かれた気分
もう少しがんばりなさいよ・・・と。