友人の急逝からもう少しで一年
彼は照明メーカーに勤めるプランナー
インテリアデザインの案件ではいつもチームを組んで
10年以上の二人三脚だったけど
彼亡きいま
その後輩が引き継いでくれたものの
呼吸の様に通じていたものは
意図的に作り出せるものではなくて
彼がどんな感覚で照明に触れていたのか
プランする時に何を見ていたのか
あの精度はどの様に創り出せていたのか
彼の目に写っていたものを
知りたくなった。
毎月の定期試験を全てクリアして
残すはレポート提出
それほど難しいものではないながら
照明コンサルタントの資格取得まで
もう少し
仕事上で覚えた体感的な照明知識はあったものの
学んだことで落とし込めたことは大きい
彼の感覚に近付きたい
光は魅力的だね
天井を仰ぎ見る彼の姿を思い出す。