ジャン・プルーヴェ 椅子から建築まで:millegraph 出版
この3年間
急速にデザイン設計や素材の研究が高まって
この辺りでどうやら固まる
その姿を見せたのは
マスクじゃないかと思う
過剰な方向に向かっても
そのうちに求められなくなる
肌触りや重さ
質感と信頼感(またはその演出)と価格
機能と容姿のちょうどいい合点
比較する機会が多かったこともあって
デザインが世間の中で動いている表れを感じる
偶発的な良い勉強機会で
戦前から戦後・近代まで
たくさんの研究を行いカタチを残したデザイナー/建築家
ジャン・プルーヴェ
素材に対する絶えない学習
鋼板や木材などの特性を活かすための形態選定
熟慮された面と線
足すとか引くとか
意匠の量を操作するのではなく
「こうなります」という説得性に満たされたデザインと設計
数々の感嘆
素材に対する好奇心
その高まりをまだまだ保ち続けたい
またひとつ
御大に教わる。